ケンコー・トキナーの防振双眼鏡「VCスマート14×30」を徹底レビュー！使い心地や倍率14倍の見え方をチェック

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こんにちは、レンタルショップ「カリレル」です。

当店で取り扱っている防振双眼鏡の「ケンコー・トキナー VC スマート 14×30」は、倍率14倍という高倍率の防振双眼鏡です。ライブやコンサートなどで、遠くの席でもぶれずにアップで見ることのできる双眼鏡です。

今回は、ケンコー・トキナー VC スマート 14×30を実際に使ってみて徹底レビューしてみました。使い心地や、倍率14倍ってどれくらい見えるの？と気になる方もいらっしゃるかと思いますので、詳しくご紹介します。

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の基本スペック
ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の見た目
- レバーをONにすると防振機能が作動する
- 防振機能が誤作動した場合は電池の入れ直しで直る
ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の倍率14倍ってどれくらい？
- 双眼鏡の有り無し比較動画
  - 裸眼状態の写真
  - ケンコー・トキナー VC スマート 14×30越しの写真
- ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の防振機能の性能を動画でチェック
倍率14倍はかなり高倍率！広い会場で威力を発揮

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の基本スペック

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の基本スペックは以下のようになっています。

倍率	14倍
対物レンズ有効径	30mm
実視界	4.4度
明るさ	4.4
サイズ	147×51×124mm
重量	約515g
防振スイッチ	レバー式

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の特徴は14倍という高い倍率です。防振機能のない通常の双眼鏡だと、倍率14倍は三脚などに取り付けないとまともに見れないくらいブレてしまいますが、防振機能があれば手持ちでもブレずに見ることが出来ます。

また、防振スイッチはレバー式となっており、レバーをONにすれば10分間防振機能を作動させたまま使えます。切り忘れ防止のため10分経つと自動で切れますが、切れた場合は一度レバーを戻して再度ONにすればまた使えます。

本体サイズも防振双眼鏡としては比較的小さく、持ちやすいデザインとなっています。倍率が高いため明るさや実視界はかなり低い値となっており、暗い環境だと少し使いづらさはあるかもしれません。

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の見た目

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の見た目です。防振双眼鏡としては小さい部類ですが、重さは515gなのでそこそこの重量感はあります。形は持ちやすく手になじむ感じですね。

レバーをONにすると防振機能が作動する

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の防振機能はレバー式となっており、レバーをONにすると防振機能が動くようになっています。一度ONにすると、OFFに戻すか10分経つまでずっと防振機能が働きます。

ずっと押し続けないといけないボタン式より、レバー式の方がだいぶ楽に利用できると思います。長めに使いたい方にはおすすめの方式ですね。

防振機能が誤作動した場合は電池の入れ直しで直る

防振双眼鏡は精密機器の為、衝撃などを受けた際に一時的に誤作動を起こしてしまうことがあります。特にこちらの機種は誤作動を起こしやすく、運んでいる際の揺れや衝撃などでも誤作動に繋がってしまう場合があります。

防振機能をONにした時に視界が激しく揺れる場合は、一度防振機能をOFFにして電池を入れなおしてみてください。電池の入れ直しで大抵は改善します。もし入れ直しでも改善しない場合、電池が少なくなっているかもしれませんので新しい電池に変更してみてください。

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の倍率14倍ってどれくらい？

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30の倍率は14倍です。14倍と言われてもなかなかピンとこないかもしれませんが、単純にいうと裸眼で見た時の距離が14分の1になるというイメージです。

例えば100m先の木を倍率14倍双眼鏡を使って覗くと、裸眼で約7.1m先の木を見ている時と同じ大きさで見えるということになります。コンサートで100m先の席から見ても人は豆粒くらいにしか見えませんが、7.1m先の席だったらかなり大きく見えますよね。コンサートやライブなど、特に大きな会場では14倍双眼鏡は非常に役に立つでしょう。

双眼鏡の有り無し比較動画

実際にケンコー・トキナー VC スマート 14×30をのぞいた時と、裸眼の時の写真を撮ってみましたので比較してみたいと思います。撮影したカメラは、人の目に近いと言われる焦点距離50㎜で撮影しています。裸眼の写真は普通に撮影し、双眼鏡越しの写真はカメラをくっつけて撮影しています。

裸眼状態の写真

裸眼状態の写真では、遠くに人が立っているのがぽつんと見える程度で、何を持っているかなどはなかなか判別するのが難しいです。

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30越しの写真

こちらはケンコー・トキナー VC スマート 14×30にカメラをくっつけて撮影した画像です。人物がかなり大きく映っており、karirelという紙を持って立っていることもはっきりと分かります。カメラで撮影したため上下左右が切れてしまっていて、少しアップに映っていますが、実際は人も全体が見える程度には映っています。