ドームコンサートにおすすめの防振双眼鏡は?レンタルショップが教える双眼鏡の選び方!

こんにちは、レンタルサービス「カリレル」です。

当店では様々な機種の防振双眼鏡をレンタルいただけますので、コンサートやライブの時だけレンタルして持っていくという方がたくさんいらっしゃいます。

ただ、防振双眼鏡は種類も多く、様々なスペックが記載されているので、ドームコンサートなどではどういった防振双眼鏡を選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドームコンサートにおすすめの防振双眼鏡の選び方をご紹介したいと思います!

ドームコンサートで防振双眼鏡をご利用予定の方はぜひご参考にしてみてくださいね。

防振双眼鏡はドームなどの広い会場に適した双眼鏡

まず、防振双眼鏡とは、手ブレ補正機能の付いた双眼鏡のことです。

ボタンやレバーを押せば、手ブレすることなくピタッと止まったクリアな視界を得られるので、ライブやコンサートに行く方に非常に人気の商品として最近注目されています。一度防振双眼鏡を使うともう普通の双眼鏡には戻れない!とおっしゃる方もいます。

それくらいおすすめの双眼鏡なのですが、防振双眼鏡はドームコンサートなどの広い会場に特に適しています。それは、防振双眼鏡は通常の双眼鏡より倍率が高めに作られているからです。

通常の手持ち双眼鏡の場合、倍率が高くなるほど手ブレが酷くなるので、普通は倍率8倍程度までのものが多いのですが、防振双眼鏡なら手ブレ補正機能が付いているので10倍~14倍程度のものが多いです。
10倍~14倍ですと手持ちで使うのはまず無理な倍率ですが、防振双眼鏡なら全く問題なく利用できちゃいます!

ドームコンサートは広いので、ステージとの距離も遠くなります。そのため、手持ちでもぶれることなく高倍率で観える防振双眼鏡は最適なのです。

ドームコンサート利用時にチェックしたい重要スペック3つ

ドームコンサート利用時にまずチェックしておきたいスペックは【倍率】【明るさ】【重さ】の3つです。各項目で詳しくご紹介します。

倍率は座る席によって選ぼう!

双眼鏡の重要なスペックと言えば、まず倍率です。倍率が高いほどアップで見ることが出来ます。しかし、重要だからと言ってやみくもに高い倍率を選べばいいというわけではありません。

例えばステージからすごく近い席になった場合に、14倍などの高倍率な双眼鏡を選んでしまうと逆にアップになりすぎて視界に捉えるのが難しくなってしまう場合もあります。
席と倍率の目安は、ビックカメラさんが会場別の目安を作ってくれているのでぜひ参考にしてみてください。
双眼鏡を持ってコンサートに行こう!双眼鏡倍率選びの目安|ビックカメラ

これを見ると、ステージ間近の良い席だったら、6倍や8倍の双眼鏡でも十分と言えますね。6倍~8倍でしたら防振機能のない双眼鏡でも十分見えるので、むしろ明るさなどを重視して通常の双眼鏡を使うという手もアリです。

距離が中間位の席では倍率10倍程度、それ以上遠くなるようなら12倍~14倍などの高倍率双眼鏡がおすすめですね。

明るさは最低でも4、できれば9程度あると快適

明るさは双眼鏡のスペックの中でも分かりにくい数値ですが、ざっくり簡単にいえば最低でも4以上は欲しいところです。実際のところ明るさ4未満の防振双眼鏡はほとんど無いので、どれを選んでも明るさ不足で全然見えないということはないと思います。

ただ、ステージが暗かったりするとやはり4程度の明るさだと見づらくなってしまう可能性はあります。慣れれば平気だとは思いますが、ずっと暗い感じのステージならばあらかじめ明るい双眼鏡を選んでおいた方がいいかもしれませんね。明るさが9程度あればより見やすくて良いと思います。

重量が重い場合、超時間の使用だと疲れるかも

防振双眼鏡は手振れ補正機能が付いているので、普通の双眼鏡より重量が重くなっているものが多いです。500g前後のものが多いですが、重い機種だと1㎏を超えるものもあります。

400g~500g程度のものであれば、重すぎず使いやすいかなと思います。当店で最も重い防振双眼鏡は600gですが、やはり少し重かったという意見を頂くこともあります。

スペックは反比例!バランスよく選ぶのが決め手

スペックから考えると、ドームコンサートに理想の双眼鏡は「倍率高め」で「明るさが高く」「軽い機種」ということになりますが、これらのスペックをすべて満たす双眼鏡は残念ながらありません。

まず、倍率が高くなると基本的に明るさが下がります。倍率が高くて明るい機種もあるのですが、そういう機種はかなり重くなりますし、何より超高額です。残念ながら当店でも今のところ取り扱いはありません・・・

明るさ重視にすると、重量が重くなりがちです。実際に当店で最も明るい防振双眼鏡は「キヤノン 10×30 IS II」という機種ですが、最も重いのもこの機種です。

このように、どれかのスペックを重視するとどれかのスペックが下がる、という状態になるのでバランスを考えながら選ぶことになりますね。これは、ご自分がコンサートを観るうえで重視したいポイントや、席の場所などで決めるのがいいと思います。

ポイント別のおすすめ防振双眼鏡

実際に、当店で扱っている双眼鏡でポイント別のおすすめ防振双眼鏡をご紹介します。

明るくくっきり見たいなら!キヤノン 10×30 IS II

明るくくっきり見たい場合は、キヤノン 10×30 IS IIがおすすめです。こちらは明るさが9と比較的明るく、倍率は10倍で様々な席から利用できます。
筆者自身も、キヤノン 10×30 IS IIの見え方がかなり好きなので個人的に利用することがあります。
ただ、重量が少し重めなのと、防振機能はボタン式で押し続けないといけないことがマイナスポイントですね。

バランスの取れた汎用性のある機種!ビクセン ATERA H12x30

ビクセン ATERA H12x30は倍率12倍で明るさが6.3と、ちょうど中間的なスペックを持った機種です。そして重さが約422gとかなり軽めに作られているのが特徴。倍率、明るさ、重さの3つをバランスよく兼ね備えた機種という印象ですね。バランス重視で使い勝手よく利用したい方にはおすすめの機種です。

とにかくアップで見たい!ケンコー・トキナー VC スマート 14×30

ケンコー・トキナー VC スマート 14×30は倍率が14倍と最も高倍率の機種です。遠くの席になってしまった場合や、とにかくアップで見たい!という場合にはこちらが良いでしょう。ただ、明るさは4.4とかなり暗めです。明るいステージでは問題ないでしょうが、暗いステージだと見づらさがあるかもしれません。

ドームでの双眼鏡利用で避けたいシチュエーション

逆にドームコンサートの双眼鏡利用で避けたいシチュエーションをまとめてみました。

近い席での高倍率双眼鏡

6倍~8倍程度の距離でも十分の席に12倍や14倍の双眼鏡を持っていっても、オーバースペックで逆に見づらくなることが予想されます。演者が少し動いただけで大きく視界から動くので、捉えるのが難しくなってしまいます。

暗い会場で明るさの低い双眼鏡

暗い会場に暗い双眼鏡を持っていくのもなるべく避けたいところです。明るさの違いはかなり分かりやすいので、例えば暗い会場で遠い席になってしまった場合、倍率が高くて暗い双眼鏡より、多少倍率が低くても明るい双眼鏡の方が満足度は高いんじゃないかと思います。この辺は考え方次第なのでこれという正解はありませんが・・・

ポイントはあるけれど、防振双眼鏡なら満足度は総じて高い!

長くなってしまいましたが、選び方など多少ご参考になる部分はありましたでしょうか。

実際のところ、どれを選んだとしても全く使えなかったということは無いと思いますので、上記を参考になんとなくで選んで頂いても十分ご使用いただけるかと思います。

防振双眼鏡の利点はなんと言ってもピタッと止まる防振機能なので、この機能をぜひ楽しんでいただければきっとご満足いただけると思います。

当店のレンタル防振双眼鏡一覧はこちらからどうぞ

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