キヤノンの最新防振双眼鏡「10×20 IS」を実写レビュー!本体サイズや防振機能など詳しくご紹介

こんにちは、レンタルショップカリレルです。

最近、人気がとても高まってきている防振双眼鏡。特にコンサートやライブには非常に相性が良く、必須なんて声も聞かれます。
当店では様々な防振双眼鏡をレンタルしていますが、コンサートやライブに持っていかれる方は非常に多いです。

そんな防振双眼鏡ですが、2019年11月にキヤノンから新しく2機種の防振双眼鏡が発売されましたので、そのうちの1機種である「10×20 IS」を早速購入し使ってみましたのでレビューしたいと思います。

軽量・コンパクトになった10倍防振双眼鏡「10×20 IS」

キヤノン 防振双眼鏡 10×20 IS
キヤノンは防振双眼鏡をいくつか発売していますが、今回の新製品のどこが他の機種と大きく異なるかというと「軽さ」です。発売されたのは「8×20 IS」「10×20 IS」という2機種で、両機種とも防振双眼鏡としては非常に軽量に作られています。
特に重量は8×20 ISが約420gで、防振双眼鏡としては現時点で世界最軽量!10×20 ISも約430gとほぼ最軽量に近い重量です。

これら2機種の違いは倍率なのですが(8×20 ISが8倍、10×20 ISが10倍)、当店では倍率の高い10倍の方がより防振双眼鏡としての特性を生かせると思い、10×20 ISを選択しました。

では、10×20 ISの詳細を見ていきましょう。

キヤノン 10×20 ISの基本スペック

キヤノン 10×20 ISの基本スペックは以下のようになっています。

倍率 10倍
対物レンズ有効径 20mm
実視界 5.3度
明るさ 4
サイズ 118×142×69mm
重量 約430g
防振スイッチ ボタン式

倍率は10倍なので、防振機能のない手持ちの双眼鏡と比べると高めの倍率です。そのまま覗くとだいぶブレますが、防振機能を使えばくっきり止まって見えます。

実視界は5.3度、明るさは4となっています。明るさ4という数値は防振双眼鏡の中でもかなり低い方ですね。日中の使用や、光が当たっているステージなどを観る分には問題ないと思いますが、暗いところでは少々見えずらいかもしれません。

10×20 ISのポイントである重量は約430g。これは同時発売された世界最軽量の防振双眼鏡「8×20 IS」よりわずか10g重いだけなので、ほとんど最軽量級と言って良いでしょう。実際、倍率が同じキヤノンの防振双眼鏡「10×30 IS II(約600g)」と比べてみても、重さの違いははっきり分かります。

キヤノン 10×20 ISの見た目

キヤノン 10×20 ISは手になじみやすい曲面主体の外観をしています。最近のコンサート・ライブ需要に合わせて女性でも持ちやすいデザインとして作られているようです。
キヤノン 10x20 ISの見た目1

キヤノン 10x20 ISの見た目2

キヤノン 10x20 ISの見た目3

防振機能はボタン1つでON

キヤノン 10×20 ISの防振機能はボタン式で、押すたびにON/OFFを切り替えられます。ONの間は、最長で5分間防振機能が働き続け、5分経過するとOFFになります。もう一度ONにする場合は、再度ボタンを押してください。
防振機能をONにし続ける機能は、キヤノン製ですと今まで10万円を超えるような機種にしかついていなかったのですが、今回低価格帯の10×20 ISに搭載されたのでとても使いやすくなりました。
ちなみに、長押しすると押している間だけ防振機能が働きます。この場合は、離すと防振機能が止まります。
キヤノン 10x20 ISの防振機能

電池はリチウム電池のCR123Aを使用

使用する電池はリチウム電池のCR123Aというタイプです。主にカメラ用電池として使われているタイプで、コンビニなどでは手に入らないかもしれません。家電量販店などには置いてあるでしょう。
一般的な単○などの乾電池よりは手に入りにくいので、予備を揃えておくといいかもしれませんね。
キヤノン 10x20 ISの電池1
リチウム電池 CR123A

本体の接眼レンズ側に電池を入れるボックスが付いているので、こちらに電池を入れて使用します。
キヤノン 10x20 ISの電池2

キヤノン 10x20 ISの電池3

キヤノン 10x20 ISの電池4
中にバンドが付いているので、しっかり巻いて固定します。

キヤノン 10×20 ISの倍率10倍ってどれくらい?防振機能はどんな感じ?

キヤノン 10×20 ISの倍率は10倍です。10倍と言われてもなかなかピンとこないかもしれませんが、単純にいうと裸眼で見た時の距離が10分の1になるというイメージです。

こちらに関しては、当店で取り扱っている倍率10倍の別機種「10×30 IS II」で撮影した画像・動画がありますので、参考にしていただければと思います。
※倍率は同じですが、実視界は10×30 IS IIより多少狭いので、見える範囲は狭くなります。

また、10×30 IS IIの防振機能をON/OFFした動画もご用意しています。10×20 ISは新・手ブレ補正システムにより手ブレ補正効果がアップしているようですが、今のところ使ってみて大きく変わったというほどの印象はないかな、という感じです。
そもそも10×30 IS IIの防振機能も非常に優秀で、同じようにピタッとブレが止まるためどちらも満足という感じです。今後、動きながらの映像などより細かい動画もご用意出来たら順次公開していきたいと思います。

キヤノンの防振双眼鏡「10×30 IS II」を徹底レビュー!使い心地や倍率10倍の見え方をチェック

キヤノン 10×20 ISはコンパクト・軽量化により利用シーンが広がる!

最新のキヤノン 10×20 ISはいかがでしたでしょうか。特徴など、なんとなくお分かりいただけたかと思います。

10×20 ISは最近のコンサート・ライブ需要を意識してか、だれでも気軽に使えるよう改良された印象ですね。以前の同価格帯のキヤノン製防振双眼鏡は重量が重く、防振機能もボタンを押し続けないといけなかったため、コンサートやライブなどで長時間使うのは少し疲れてしまうという点がありましたが、そういった部分が改良されてより使いやすくなりました。

防振双眼鏡はとても便利で役に立つ双眼鏡で、当店の社員も日常的に使っていて本当におすすめの商品です。当店では今回のキヤノン 10×20 ISのレンタル取り扱いもスタートしましたので、気になる方はぜひ利用してみてくださいね。

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